
脳内航海士Twitter( @Ju1yWhite__ )の、2019年1月から3月のツイートのまとめです。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
過去に固執するタイプなので、新しい恋を求めて出会いの場に行くよりも今までの人生の中に運命の出会いがあったと信じたいんですよね。過去の自分をよく知っている人のほうが本質的な部分をわかってくれそうだし無理にがんばらなくてよさそうだし将来的にお互いよくわかり合えそうな気がするというか。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年1月5日
僕が自ら選んで双子に生まれたわけではないように、運命のような存在って、きっと出会おうと思って出会えるものではないんだろうな、と思います。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
僕には本を読む習慣というものがなくて、だから長文が読めなかったり読解力が人並み以下だったりしてそういうのが何かとコンプレックスだったんですが、読書がある意味非日常的な体験になるからこそ、ちょっと立ち読みしただけでもいちいち感動できる心がまだ残っているんだなって最近気がつきました。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年1月10日
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
家事代行とか宿題代行とか退職代行とかいうサービスがあるなら、そのうち人生代行っていうサービスも出てきそう。自分が生きるはずだった人生を誰かに生きてもらって自分は人知れず悠々自適に暮らせる、みたいな。自殺する勇気も人生をやり直す気力もないけど生きることを辞めたいという人におすすめ。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年1月13日
昨今流行りの「やりたくないことをやってあげる」サービスって、究極的には「人生を肩代わりする」ことなんじゃないかな、と。
人生をやり直すとか時間を巻き戻すなどといった物語は多々あるけど、でも僕は実際そんなことありえないだろうと現実的なことを考えてしまって、そういう物語を楽しむことはできても憧れることはあまりないんですよね。
クソみたいな人生を送っているんですが。
じゃあ僕だったらこのクソみたいな人生をどうしたいかっていうと、誰かに肩代わりしてもらうことかな、と思いました。
誰かにこの人生を歩んでもらって、自分は本来歩むはずじゃなかった人生を謳歌するもよし、自分がつらいと思っていたのは間違いじゃなかったんだと安心するもよし。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
誰もが無条件に人と交われるわけでも身近な人だからわかり合えるわけでもなくて、他者と関わるための話題も価値観も、すべて相手と共通の情報や体験や記憶があって初めて成立するものだと思う。居場所を作ってくれるのは自分と同じ何かをもつ赤の他人だったりする。居場所は思い出に依存しているのだ。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年1月17日
どのようなコミュニティであれ、その背景には彼らをつなぐ話題や体験といった何かしらの共通言語のようなものがあると思うんですけど、それって言ってみれば「共通の思い出」なんですよね。
SNSでつながっている人だって、同じ学校に通っているとか同じ有名人を好きだとか、そういう共通の何かがあるからつながっているんだと思うんです。
他者とのつながりは、相手との「共通の思い出」があって初めて成立するんです。
共通の思い出がなければ血のつながった身内であっても心理的な距離は遠くなるだろうし、逆に赤の他人であっても共通の思い出があれば距離はぐっと近くなるものだと思います。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
「居場所なんて必要ない」「どこでだって生きていける」というスタイルでいたかったんだけど、僕は居場所がないとどうしても不安になるみたいで、気がつけば自分を表すラベルのようなものを必死に探していて、見つかったら見つかったでそれにしがみついていて、そんな自分が最高に格好悪いなぁと思う。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年1月21日
僕にとって一番大事だったのは、「何をするか」でも「誰といるか」でもなくて、「どこにいるか」なのかもしれない。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年1月21日
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
誰かと比べたりせず自分は自分と割り切れれば、たしかに幸せにはなりやすいんですが、一方でそれは堕落や諦めと紙一重だという怖さも感じるんです。危険から身を守るために恐怖心が必要なように、人として成長するには劣等感が必要だし、だから駄目な自分に落ち込むことには意味があると思っています。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年1月22日
昨今、「人と比べるな」「自分は自分」という主張がもてはやされ、Twitterでもバズるのをよく見かけます。
たしかにそれは正しい面はあると思うのですが、必ずしも全面的に正しいわけではないんじゃないかな、ということをよく考えます。
他人と比べて劣等感を抱いてしまうのって、向上心の裏返しともとれると思います。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
ある種の「生きづらさのようなもの」を感じている人にとって何よりも怖いのは、生きづらさを抱えていない人から否定されることではなくて「同じように『生きづらさ』を抱えている人から生きづらさを認めてもらえない」恐怖で、だから「生きづらさを主張しづらいという生きづらさ」もあると思うんです。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年1月23日
最も傷つくのは無理解な他人からの否定ではなく、仲間だと思っていた人からの裏切りだ、みたいなことを、ある作家さんが言っていたような気がします。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
言語化可能な知識や方法論の確立された技術はいずれ機械に吸収されると思っているので、人間の思考回路が論理的に説明可能になることは機械に対する敗北と同義で、ともすると人間は自分たちが豊かになるために蓄積した知恵のせいで機械に滅ぼされるんじゃないか、みたいな皮肉な未来をよく想像します。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年2月2日
人間が技を磨いたり後進を育てたりするのには理論や言語化が必要だといわれますが、そういったものって、人間よりも機械のほうがはるかに速く吸収すると思うんです。
だから、人間の可能性を信じるなら、機械には真似できない感覚的な部分に縋っていく、みたいな考え方もあるよな、と思った次第です。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
これは僕だけじゃないと思いたいんですけど、「つらい」と言える場を求めているんじゃなくて、「つらいって言ってもいいんだよ」と言ってくれる人を求めている、という感覚なんですよね。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年2月19日
「生きづらさを主張できない生きづらさ」にもつながる話ですね。
「生きづらさ」を他人と比較するべきではない、というのは承知しているんですが、それでも「自分の『つらい』という感覚は正しいものなのか?」みたいな疑問ってあるよね、という話です。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
ネタが浮かぶのは圧倒的に病んでいるときなんだけど病んでいないときでないとそもそも手が動かない、というのが最近の気づき。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年3月14日
この数カ月でいろいろ思うことがあったり生活環境が変わったりして、創作はおろかブログもTwitterもろくに更新していませんでしたが、そろそろまた動き出そうと思います。情緒不安定な日は続くと思いますが、今のサイトを立ち上げてから1年、あのときやろうと思ったことをまだ半分もできていないので。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年3月14日
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
退屈でしかない風景も雑音にしか聞こえない喧騒もありきたりな感想も平凡としか思えない人生も、きっと誰かにとっては新鮮なものなのだ。毎日同じレールの上を走る電車に乗っていても、窓が映す景色はその電車に乗らなければ絶対に見ることができないし、そこから感じることは自分だけのもののはずだ。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年3月16日
リアルな部分で環境が変わり、心境の変化も出てきた頃ですね。このへんからこんな感じのツイートが増えてきます。
ある小説に「航路を定めたのは国とか会社とかだけど、船からの風景を見れるのは船に乗っているヤツだけだ」という言葉があって、それがすごく印象に残ったんですよね。
レールの上を歩くだけの人生も、その道程を楽しめるのはレールの上にいる本人だけのはずです。
自分では何の面白みもない人生だと思っていても、きっと誰かにとっては興味深かったり、羨ましかったりするものなんです。
主体性がないように思える単調な人生も、我が道を貫く波瀾万丈な人生も、その人生は自分だけの体験です。
もっと自分の生き方を肯定してもいいんだと思います。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
悔しさや虚しさに潰されて、絶望のどん底まで落ちて沈んで誰の言葉も受け入れられない日々があってもいい。そしてそんなときは、上を見ようとしなくていいし、這い上がろうともしなくていい。横を見てみると、静かに寄り添ってくれる人がいたりする。転がり落ちた穴の中は、案外広かったりするものだ。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年3月17日
進むべき道なんて、穴に落ちてようやく見えてくるものだ、くらいに思っています。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
好きになるのに理由はいらないと思っているし自分がいま好きなものをなぜ好きなのかなんて自分でもほとんどわからないんだけど、脈絡なく好きになった人やものたちを分析して「自分はこういうのが好きなんだろうな」と考えることはよくある。帰納的というか、自分で自分の法則を見つけていくというか。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年3月19日
僕が言うのもあれだけど、人生のパートナー選びだって本質的にはお金も地位も性別も関係ないと思っているし、「好きだと感じた人がたまたまこの人でした」「一緒に生きていきたいと思えたのがたまたまこの人でした」みたいな感じで落ち着きそうな気がする。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年3月19日
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
鍵谷端哉さん制作『蜃気楼と妖怪ブナガヤー』の編集を担当させていただきました – 脳内航海 https://t.co/3XidUPxlyB
不可解な死を遂げた親友と彼の死を乗り越えられずにいた主人公の、過去と現在がつながり合う「オフロードレース×友情」の物語です。
41分20秒のあたりだけでも聴いてみてください。— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年3月23日
41分20秒あたりです。よろしくお願いします。
ぶっちゃけクライマックスのシーンなので、ネタバレを踏みたくない人は最初から聴くことをおすすめします。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
人物にしてもコンテンツにしても、一番の宣伝は「自分がそれを好きであることを発信し続けること」だと思っているので、下手な売り込みやプレゼンはある意味価値観の押しつけとさえ思ってしまうし、いわゆる布教というものをするのもされるのも僕が苦手としているのはこのあたりに理由があったりする。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年3月24日
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
楽しいことを考えようぜとか前向きに生きろよとかこうしたほうがいいとかあいつの身にもなってみろとか春なんだしとか、そんなことを言われても苦しいときは苦しいしとにかく泣かせてくれって思うこともありますよね。
それでいいと思います。落ち込んだその先で、差し伸べてくれる手もありますから。— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年3月26日
案外、世界は優しかったりするのです。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
本当に大切にすべきなのは、「一緒にいると楽しい」人ではなくて、「あなたとなら一緒に雨に打たれよう」と思える人なのかもしれない。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年3月29日
楽しい時間をともに過ごしたいと思えることは大事ですが、それ以上に、苦しいときに寄り添ってくれた、苦難をともにしてくれた人を大切にすべきなんだと思います。
大切じゃない人に、時間は割けないはずだから。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
「待つ」って、最上級の信頼だと思う。何かにつけスピードが要求される時代だからこそ、誰かのためにその場所に留まるのってすごく勇気がいることだし、ある種の愛でもある気がする。「来てくれるまで待ってます」とか「夢が叶うまで待ってます」とか「幸せにしてもらえるまでずっと待ってます」とか。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2019年3月31日
たとえば「ごめんなさい、あなたを幸せにできなくて」に対して、「私はじゅうぶん幸せだから大丈夫ですよ」と言うのは簡単。
だけどそれは、穿った見方をすれば妥協ともとれるわけで。
季節は変わって、時代も移ろっていくけれど。
「待ってくれる」人を大切にしていくべきなのかなと思うし、自分も「待つ」ことができる人になりたいものですね。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
ほかのつぶやきまとめはこちら
「つぶやきまとめ」カテゴリーの記事一覧
よろしければフォローお願いします。
Twitter:@Ju1yWhite__