
脳内航海士Twitter( @Ju1yWhite__ )の、2018年8月のツイートのまとめです。
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僕くらいの歳になると同年代の人はたいていの快楽や恐怖には慣れてしまっているみたいで、僕はもう誰の心も動かすことはできないんだろうな、と思うことがある。僕にできることといったら、同じように自分は誰一人感動させることができないと絶望する人をかろうじて満足させることくらいかもしれない。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2018年8月2日
二十数年も生きていればたいていの遊びや恋愛やトラブルや辛抱や感情の起伏は経験してしまっている、みたいなことを、僕と一つしか歳の違わない人が言っていました。
僕はそういったものをほとんど経験していません。
そんな僕が今更何をしようと、彼らの心を動かすことはもはやできないんじゃないかと思うんです。
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「自分はもう誰からも必要とされていないし誰一人幸せにすることはできないだろうな」とぼやきながら毎日を送っているような人と友達になってみたいし、あわよくばそういう人に僕が書いた話を読んでほしい。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2018年8月3日
そういう人に焦点を当てた物語を作っていきたいし、自分だけじゃなかったんだ、と思ってもらえたら嬉しいですね。
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ある日突然タイムスリップしたり異世界を冒険したりするような話は実はそこらじゅうで起きていて、自分はその物語の存在を知ることすら許されていないんだろう、という感覚が昔からある。「漫画や小説のような話」は現実にないのではなく、自分がどの物語の登場人物にもなれないだけなんだ、みたいな。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2018年8月3日
「物語の登場人物」になれるのも、ある意味一つの才能だと思うんです。
この手の話はどこかで掘り下げたいと思います。
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「物語を通して主人公の考えが変わった」話ばかりじゃなくて「認められなかった考えを貫き通して主人公は間違っていなかったと証明する」話も立派な物語の一つの形だと思うんだけど、後者は「独りよがり」と批判されがちな気がする。でもこういう一般論じゃない話こそ求めている人は確実にいると思う。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2018年8月4日
物語に強い意志や反骨精神を込めることって、独りよがりになることと表裏一体だと思うんです。
だけどそういう話ほど、「作者と似た感性をもつ人たち」には刺さるんじゃないでしょうか。
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これはここだけの話なんですけど、僕は別に小説家になりたいとは思っていなくて、大手小説投稿サイト『小説家になろう』に小説を投稿していないのもそれが唯一最大の理由だったりするんですよ。なんですけど、出版社勤務の友人といつか一緒に仕事してみたい気持ちはあります。めっちゃある。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2018年8月5日
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卑屈な人間なのでただ「生きててえらいね」とか言われてもなかなか喜べないんですけど、「普通の人なら1週間くらいでクリアして飽きちゃうような人生なのに君はそれを何千倍にも薄めて引き延ばしててすごいしそんな人生を今日も飽きずに生きててえらいね」とかなら言われてもいいかなって思いました。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2018年8月6日
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「自分のなりたい姿」と「社会に求められていること」が重なっていればそれでいいんだけど、実際はそうでない場合がほとんどで、でももっと苦しいのは「自分が絶対になりたくない姿」が「社会に求められていること」と重なっている場合だと思う。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2018年8月8日
「やりたいことができない」よりも「やりたくないことを強制させられる」ほうがつらいだろう、というのが僕の持論です。
「なりたい自分」になるために「なりたくない自分」を経由する、ということに耐えられるならいいんですけどね。
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「こんなはずじゃなかった」と思いながらも「こうなるしかなかった」と思わずにはいられない人生
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2018年8月15日
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失敗でも敗北でも結果を出せたならまだよくて、成功も失敗も勝利も敗北もなくおよそ人生でドラマなんて何一つないという場合も世の中にはあって、だから「何も持たない人が何も得ないまま救われた気持ちになる話」みたいなものって万人受けすることは決してなくても一定以上の需要は確実にあると思う。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2018年8月15日
「この世界で成功を収めている人には絶対に共感してもらえなさそうな話」みたいなやつ、いつか書いてみたいし書かなきゃいけないだろうなと思う。だから僕は何かになろうとしてはいけないのかな、とも。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2018年8月15日
こういう話、いつか作ってみたいんですよね。
2019年の目標にしようかな。
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僕は夏休みの宿題を7月中に7割終わらせて最後の1週間で慌てて残りの3割を片づけるようなタイプだったんだけど、こういう奴のほうがまったく何もしない人よりもなまじ「やった」という安心感が芽生えてしまい締切間際になっても歯を食い縛ろうとせずやる気も危機感ももてないクズになりやすい気がする。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2018年8月20日
土壇場で頑張れないクズですごめんなさい。
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なかなか行動に移れない理由って、「何もしないことで失われるものより何かをすることで失われるもののほうが大きい」と思うからかもしれない。自分は他者から減点法で評価されていて一度壊れた関係や信頼は二度と元に戻らないという強迫観念があるから、何もしない・何も言わないのが最善だろう、と。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2018年8月23日
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「あのときやるべきだったこと」や「この日やるはずだったこと」みたいなものが積もり積もっていく人生だけど、そういう「やり残し」があるから今日もなんとか生きていこうと思えるのかもしれない。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2018年8月23日
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イラストとかでよくある視線誘導にまんまとはまってしまう自分を情けなく思うことがある。良し悪しはともかく「雲一つない空」や「本降りの雨」みたいなものは注目を浴びやすいけど、さして何も言うことのない曇り空みたいな、グレーでコントラストが弱い部分に僕は目を向けられるようになりたいんだ。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2018年8月24日
僕は人と違うものを見ていたいんですよ。
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ニート生活が続くことの何がつらいかって、人間関係が自分だけアップデートされないことだと思う。僕の交友関係は4年前くらいで止まっているんだけど、友人たちはとっくに社会に出ていて毎日いろんな人に会ってたぶん僕の存在は過去のものとして忘れていくんだと思うと、お金がないことよりもきつい。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2018年8月26日
字数の都合上「ニート」と書きましたが、ニートに限らず、引きこもりとか、人と会わない生活が長く続くと ということです。
究極はお金なのかもしれませんが、お金がないこと自体は、最悪自分が我慢すればある程度なんとかなります。
だけど、親しかった人に置いていかれ忘れ去られていく感覚って、自分じゃどうしようもできないと思うんですよ。
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「ここまでのお話はすべて誰かが作った物語の中の出来事でした」みたいなメタ的描写が好きだ。現実にドラマらしいドラマを何一つ見出だせない僕らは、どんなに現実的な筋書きでも物語はしょせん空想の産物でしかないことを物語自身が示してくれる、ということにある種の安心感を覚えるのかもしれない。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2018年8月27日
『仮面ライダービルド』の最終回がすごくよかった、という話です。
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「生まれてこなければよかった」みたいな純粋な不幸じゃなくて、僕が感じる周囲とのズレや息苦しさは「恵まれている、だからやらなきゃいけない、なのにできない」というところからきていて、だから僕は不遇を嘆く資格すらないと思うし「生きづらさ」という言葉を使うのに抵抗を感じるのかもしれない。
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2018年8月30日
だけどそんな僕にも理解や共感を示してくれた人がいて、その人のために僕は何かを残さないとな、と思います。僕が言う「自分と自分に似た誰かの」という言葉に通じる部分でもあります。
これは小説というより、ある種の手紙のようなものです。どうかあなたに届きますように。https://t.co/J7tnyNO6rA
— 脳内航海士 (@Ju1yWhite__) 2018年8月30日
心の中にあの人の面影があるから、今日もなんとか生きているのかもしれません。
あまり関係がないと言えばないですが、こんな記事も書いたのであわせてどうぞ。
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