2018/01/08

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Kalafina “9+ONE” @東京 参戦記録

(初出:2017年6月11日)
 
 
6月3日と4日に東京国際フォーラムで行われた、Kalafina “9+ONE” ツアー 東京公演に行ってきました。
その二日間の参戦記録を書こうと思います。
 

 

 
 
普段は光り物のたぐいが一切禁止されているKalafinaのライブですが、今回のツアーでは、初日の松戸公演から千秋楽の北九州公演まで、「全国のファンの想いを一つに繋げる」アイテムとして、9+ONE Lightという指輪型LEDが入場時に配布されました(退場時に回収されました)。
 

 
この写真だとわかりにくいですが、プラスチックの指輪の形になっていて、スイッチを入れると点灯するしくみになっています。
 
 
定刻になると、「lalala…」というWakanaさんの歌声がまず会場に響き渡り、続いてKeikoさん、Hikaruさんの歌声が重なっていきます。
 
ステージ背面には、Kalafinaがこれまでに発表してきた全楽曲のタイトルが投影されました。
その文字がゆっくりと動き、やがて画面中央で重なると、Kalafinaの三人とバンドメンバーが姿を現し、1曲目の『五月雨が過ぎた頃に』へ。
 
ノースリーブのふんわりとしたドレスを身にまとった三人。Wakanaさんは白、Keikoさんは黒と紫、Hikaruさんは青を基調としたものになっていました。
ちなみにバンドメンバーはいつも通り上下黒のお洒落なスタイルで統一されていました。
 
演奏に会場のクラップが乗る中、ステージ背面にはKalafinaの歴代CDのジャケットが映し出されるという、これまでの歩みを振り返るような演出となっていました。
 
 
その後『misterioso』『Lacrimosa』と続けて歌うと、MCとなりました。
 
三人がまずあいさつをすると、今回のツアータイトル“9+ONE”に込められた意味をKeikoさんが語りました。
 
Keiko「Kalafinaは今年でデビュー9周年を迎えます。10周年となる来年に向けて、今年一年間、そしてこのツアーを通して、今夜のライブを通して、皆さんといろんな”プラスワン”を作っていけたらと思います」
 
そして「9年間の音楽の歩みを感じてほしい」とコメントすると、次は1stアルバム『seventh heaven』から、懐かしの一曲『明日の景色』を披露。
 
大きなホールにふさわしい壮大なハーモニーを響かせると、続く『光の旋律』では間奏のフルートパートがすべて是永さんのギターソロになっていたり、『未来』ではステージの端から端まで歩いてハンドクラップを打つなど、ライブならではの演出が見られました。
 
 
その後のMCでは、「9年間で変わったところと変わらないところ」の話に。
 
デビュー曲の『oblivious』について、「私たちの大切なデビューシングルである、という点は今でも変わりません」とWakanaさん。
一方で、曲中に登場する造語に当時は驚いたものの、「9年間、そんな歌ばっかりでした」「あの『oblivious』の新鮮さはあのときだけ」とコメント。
 
 
そしてそのデビュー曲『oblivious』を披露。
 
デビュー当時のKalafinaはWakanaさんとKeikoさんの二人だけで、途中加入のHikaruさんは、三人用にアレンジされた『oblivious』の譜面を見て「修行だな」と思ったそうです。
しかし今では、「自分のパートも二人のパートも、愛しくてたまらない」と話していました。
 
三声の『oblivious』はこれまでにも何度か聴いたことはあり、Hikaruさんは主に原曲でWakanaさんが歌っているメロディやコーラスの一部を歌うのですが、今回のHikaruさんは、音程だけでなく声質までWakanaさんに近づけていたように思いました。
 
 
それから、『storia』『五月の魔法』をしっとりと三声のハーモニーで歌い上げ、『consolation』『to the beginning』で会場を盛り上げると、続いてはアコースティックパートへ。
 
 
櫻田さんのピアノと三人それぞれのソロからなる『春を待つ』、それに加えて、日替わりの曲が一曲歌われました。
 
 
『春を待つ』については、Kalafinaとしては初めてハーモニーがない楽曲であり、「一人一人自分たちの声を聴いてもらえる」「ライブ化けする曲」だとHikaruさんが語りました。
 
Wakanaさんは「声が残響となってハーモニーを奏でているみたいに思える」と話していて、その言葉通り、1番AメロのKeikoさんの優しい歌声が、続きを歌うHikaruさんWakanaさんにも伝わっていったように思いました。
この『春を待つ』からは、穏やかで暖かい季節を感じました。
 
 
日替わりの楽曲は、一日目が『君が光に変えて行く』、二日目が『believe』でした。
 
『君が光に変えて行く』は、原曲では最後の盛り上がりの部分で視界が一気に開けるイメージが個人的にはありましたが、この日のこの曲は、徐々に小さな希望の光が見えてくるような、そんな印象を受けました。
 
『believe』は原曲とは大きく雰囲気が異なり、アレンジに痺れました。
切なくも力強い三人の歌声と、それを引き立てる櫻田さんのピアノ。
直前に歌っていた『春を待つ』や一日目に歌った『君が光に変えて行く』と同じ編成のはずなのに、まったく別の空気を作り出す、その表現力が素晴らしかったです。
 
 
その後、バンドメンバーによる演奏をはさみ、衣装チェンジした三人と、巨大な人の形をした三つのカラフルなオブジェがステージに現れました。
 
後のMCで語られましたが、オブジェは「巨大Kalafina」というもので、Kalafinaの三人それぞれが歴代のMVやライブで着た衣装をつなぎ合わせて作られたものだそうです。
 
 
妖艶な雰囲気の中『メルヒェン』を歌い上げると、続く『Magia』ではステージに薄い幕が下ろされ、映像が投影されました。
鬱蒼と茂った森や遠い魔法の国を思わせる空間でKalafinaの三人が歌っているという、今回のツアーのための撮り下ろし映像でした。
MVとはまた違った雰囲気で、『Magia』という曲のイメージにも合っていて、この映像だけ単体でほしいくらいでした。
 
 
それから、スタンドマイクを使って『Kyrie』が歌われ、さらに『heavenly blue』『One Light』というラッシュ。
 
 
バンドメンバーの紹介をはさんで、最後の曲『into the world』に入ります。
 
 
この曲は「自分と会話させてくれた一曲です」とKeikoさん。
 
Keiko「見たことのない場所へ歩んでいくのは、ドキドキする。勇気もいる。そんなとき、大切な人が背中を押してくれる。だけど最後は自分。そんなメッセージを届けられたらと思います」
 
Keiko「生活していて、いろんな人がまわりにいるから、生かされている。だから自分の役割がある。自分にできること、次に進む道を探してみたい。今日ここに来ている皆さんにも、5000人の『into the world』があると思います」
 
 
これまでの到達点とこれからの歩みを感じさせる三人の歌声を残し、ライブは一区切りとなりました。
 
 
会場が盛大な拍手に包まれ、その拍手が手拍子となり、アンコールへ。
 
 
ここで、ステージ横に設置されたモニターに、映像が映し出されます。
 
 Are You Ready?
 Switch On!
 
入場時に配られた9+ONE Lightが、一斉に光り出しました。
 
 
黒いドレスに着替えた三人がステージ中央のお立ち台に現れます。
Wakanaさんは左手、Hikaruさんは右手、Keikoさんは衣装の胸元の部分に9+ONE Lightをつけていました。
 
そして、「東京国際フォーラム、準備はいい?」というKeikoさんのかけ声とともに、『音楽』へ突入。
三人が力強く腕を振り、それに合わせて客席の僕たちも腕を振ると、会場に無数の白い光が煌めき、熱い一体感が生まれました。
『音楽』から間を置かず『blaze』。さらに会場が盛り上がっていきます。
 
 
アッパーチューンを二曲立て続けに披露すると、ここでMCに入りました。
 
 
Hikaru「Hikaruの好きな話していいですか? 好きなもの、グッズ
 
 
アンコールMC恒例の、Hikaruさんによるグッズ紹介のコーナー。
 
 
一日目は、東京公演から売り出した追加グッズであるポロシャツについて語ろうとしたところ、全色全サイズ完売してしまっていたため、文房具を紹介。
 
ノートとペン、それからペンケースについて。
 
ノートは、罫線の入っていない真っ白なもの。「うっすらとKalafinaのロゴは入っていますがそこは気にせず」とのこと。
ペンはフリクションボールペンだそうです。
 
ペンケースは、口がバネで閉じるしくみになっているもので、「以前メガネケースとして同じようなものを出していたけど、今回、長めでスリムなものをペンケースとして出しました」とHikaruさん。
ポーチとかにも使えるかな、とつけ加え、「用途に合わせて実用的なグッズをたくさん用意しています」とコメント。
 
 
二日目はツアーパンフレットについて。
 
まず載っているのは、三人のインタビュー。
Keikoさんの「手の表情」、Wakanaさんの「立ち姿」が、Hikaruさん的注目ポイントだそうです。
 
続いて、昨年のアリーナライブの写真。
ここでHikaruさんが「Wakanaさんのハの字眉毛に注目」と言うと、いやいやながらもその場で再現するWakanaさん。
 
終わりのほうには、バンドメンバーのプロフィールや、Kalafinaの三人のイメージカラーで彩られた花の写真などが載っているとのこと。
 
他のメンバーのインタビューを読んで新たな発見もあり、「今までの自分たちと未来の自分たちを綴った一冊」である、という紹介でした。
 
 
そして話題は変わり、Keikoさんから、「ここで嬉しいお知らせです!」との言葉。
 
 
2017年8月9日、ニューシングル『百火撩乱』リリース決定!
 
 
7月から放送されるアニメ『活撃 刀剣乱舞』のエンディングテーマに起用されるとのこと。
 
ここで、「1クールにアニメ20本は見る」というHikaruさんから、『刀剣乱舞』についての解説。
 
Hikaru「『刀剣乱舞』という作品は、ゲームがもとになっていて、私はそのゲームをプレイしているんですけど、『歴史を変えよう』という人たちと、『歴史は変えちゃダメだ』という人たちと、『どっちも違うんじゃないの』という人たちが、三つ巴になって争いを繰り広げるんです」
Hikaru「プレイヤーは『歴史は変えちゃダメだ』の立場の人で、刀に宿った付喪神、これを”刀剣男子”っていうんですけど、この”刀剣男子”が戦っていくんです」
 
下手側で熱く語るHikaruさんと、上手側でぼーっと話を聞いているWakanaさんKeikoさん。
ちなみに、KeikoさんはHikaruさんに勧められて最近『刀剣乱舞』を始めたそうです。
 
 
さらに二日目には、「今日はもう一つお知らせがあります」とKeikoさん。
 
 
2018年1月23日、日本武道館にて10周年記念ライブ開催決定!!
 
 
2008年1月23日にデビューしたKalafina。
例年、1月23日にはファンクラブ限定でライブを行っていましたが、10周年となる来年は、より多くの人に歌を届けたいということで、武道館という大きな舞台で、ファンクラブ会員でなくても見に来れるライブにした、とのこと。
 
そして「皆さんの声をさらにたくさん聞きたい」と、武道館ライブで聴きたい曲の投票を行います、と発表。
Kalafinaファンクラブ『Harmony』公式サイトから投票ができるそうです。
 
 
2018年1月23日(火)デビュー10周年 Kalafina 日本武道館公演 ライブで聴きたい楽曲 投票実施中!
(追記:投票は2017年9月15日をもって締め切られました)
 
 
告知が終わったところで、最後の曲へ。
 
 
東京公演一日目の締めくくりは、「Kalafinaの活動の大きな軸の一つ」でもあるNHKの『歴史秘話ヒストリア』の、初代エンディングテーマ『symphonia』
「『ヒストリア』という番組とこの楽曲のおかげで、いろんな景色が見れたし、いろんな人とつながることができた」とKeikoさん。
 
二日目は、「私たちは最初、1年で終わると思っていた。10周年は私たちの夢でもある。2017年はあと半年。もっと音楽と向き合って、来年の10周年を迎えたい」とコメント。
そして「そんな感謝と夢の想いを込めて」と、『夢の大地』を歌い上げました。
 
 
のびやかなハーモニーを会場いっぱいに響かせると、最後はスタンディングオベーションが沸き起こり、ライブは幕を閉じました。
 
 
序盤から中盤はシンプルにハーモニーで、終盤はこれまでにないような演出や熱い楽曲たちで心を揺さぶられた時間でした。
新旧まんべんなく織り交ぜたセットリスト、しっとりと聴かせる曲あり激しく盛り上がる曲ありという、Kalafinaの9年間が凝縮された内容だったと思います。
 
今回に限ったことではありませんが、Kalafinaのライブは、初期の曲でも歌い方が変わってきていたり、これまでに何度も披露している曲でも見せ方を変えてきていたりするのを強く感じます。
CD音源でもこれ以上ないくらいの完成度なのに、ライブではその完成度を保ちつつさらに深みと変化を見せてくれるのです。
 
本編最後に披露された『into the world』にある「こんなに彷徨って世界はまだ幼く 恐れと歓びの向こうへ続いている」「何も見えない場所まで行く 新しい種を探して」などの歌詞は、このツアーにぴったりのように感じました。
 
9年間歩んできたKalafinaの、これが今のパフォーマンスなんだ。そう思わせてくれるライブでした。
10周年、そしてさらにその先、どのような歩みを見せてくれるのか楽しみです。
 
 
———-

Kalafina “9+ONE”
2017年6月3日(土)・2017年6月4日(日) @東京国際フォーラム ホールA セットリスト

01.五月雨が過ぎた頃に
02.misterioso
03.Lacrimosa
04.明日の景色
05.光の旋律
06.未来
07.oblivious
08.storia
09.五月の魔法
10.consolation
11.to the beginning
12.春を待つ
13.君が光に変えて行く (6月3日) / believe (6月4日)
– Instrumental by FBM –
14.メルヒェン
15.Magia
16.Kyrie
17.heavenly blue
18.One Light
19.into the world

ENCORE
EN1.音楽
EN2.blaze
EN3.symphonia (6月3日) / 夢の大地 (6月4日)

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それでは、今回はこのあたりで。
 
 

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