2018/11/14

カテゴリー: 作品, 作品解説
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『白と黒の雪どけに ~snowdrop portrait~』設定・登場人物など

 
オリジナルストーリー『白と黒の雪どけに ~snowdrop portrait~』の、設定や補足説明などをまとめておきます(随時更新予定)。
 
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──僕の「好き」という感情は、果たして〝正しい〟ものなのだろうか?
 
成人式から5年、中学卒業から10年。
25歳の黒川(くろかわ)(みなと)に届いたのは、同窓会の招待状だった。
思い出すのは、特別な存在だった同級生の白川(しらかわ)絵梨奈(えりな)
そして、彼女とともに過ごした時間と、彼女とともに過ごさなかった時間。
 
正しくなかった人生の、答え合わせの時が来る。
雪どけの花が咲く季節、想いを凍らせていた彼を慰めるのは──。
 
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『Film.1』から『Film.4』までの4幕に加え、プロローグ(『Film.0』)とエピローグという構成になる予定です。
 
 
正式な作品タイトルは『白と黒の雪どけに ~snowdrop portrait~』です。
(『作品集』ページなどではこの表記。小説本文などでは記事タイトルが長くなりすぎてしまうため『白と黒の雪どけに』のみとしています)
 
 
本文はこちら
 

 
 
 

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上下巻二分冊で、『白と黒の雪どけに ~snowdrop portrait~』として本にします。
イベントでの頒布およびダウンロード販売を予定しています。
 
 
上巻表紙
 
snowdrop portrait_left_notext
 
 
下巻表紙
 
(制作中)
上下巻で合わせて一枚の絵になります。
 
 
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◆ 主な登場人物 (随時更新予定)
 
 
【黒川 湊 (くろかわ みなと)】
 
portrait-minato-profile
本作の主人公。
大人になった湊が中学の同窓会の手紙を受け取るところから、物語は幕を開ける。
絵梨奈との出会いに始まり、中学、高校、大学時代の追想と、それ以降の湊および彼を取り巻く人々の歩む道が描かれる(予定)。
 
4歳から中学2年の終わりまで、春子先生のピアノ教室でピアノを習う。
幼い頃は絵梨奈の背中を追い、絵梨奈に置いていかれない一心で勉強やピアノに取り組んだ。
中学進学以降、ピアノはさらに上達していき、唯一ともいえる特技となっていく。
ただし大きなコンクールでの入賞経験はない。よくて銅賞、奨励賞といった「あと一歩」の賞や、中学の合唱コンクールの伴奏者賞など。
 
あまり活動的ではなく、一人で思考を巡らせるタイプ。
「過去の事例」や「周囲の動向」などから〝正しい〟か〝正しくない〟かを判断する。
比較対象がないと意思決定も価値判断もできないため、絵梨奈のことを「好き」といっていいのかにいつまでも答えが出せないでいる。
 
本人いわく、あらゆる色に染まりすぎて自分が見えなくなった「黒色」の人格。
しかし中学卒業後は、自分の考えで物事を決める場面が見られるようになる。
高校では、ひょんなことから軽音部に入り、藍花や橙一郎らとバンド『palette』を結成、キーボードを担当することに。
 
 
 
【白川 絵梨奈 (しらかわ えりな)】
 
portrait-erina-profile
湊の同級生。左利き。
小学校に上がる直前に春子先生のピアノ教室に通い始め、以降6年生の終わりまで湊とともにピアノを習う。
小学校の頃から真面目で成績優秀。リーダー気質ではないが誰からも慕われる性格。
絵梨奈も湊のことを認めてはいるが、恋愛感情があるかどうかは不明(物語は湊視点で書かれているため)。
 
自己が希薄で主張は決して強くないが、湊とは違い、これは何にも染まらないという一面に起因する。
湊いわく、本当の意味での「無色」な人格。
 
 
 
【灰賀 春子 (はいが はるこ)】
 
(画像制作中)
 
湊と絵梨奈のピアノの先生。世代的には彼らの親くらい。
生徒の前ではひけらかさないが、某有名音大の出身で演奏および指導の技術は確か。
さばさばした口調と性格で、基本的にあまり深く他人に干渉することはないが、生徒をよく見ている。
生徒の自主性に任せることが多い一方で、導くところではしっかりと導くタイプ。
演奏の出来や習熟度などで差別することなく、すべての生徒に平等に接する。
 
私服はラフだが、年に一度、発表会の際には華やかに着飾る。
これを見に発表会にやってくる卒業生も多いとか。
 
 
 
【相澤 藍花 (あいざわ あいか)】
 
portrait-aika-profile
『Film.2~ポートレイト~』から登場。湊の高校の同級生。
県の南端に位置する浅木市出身。実家から遠いため、高校へは祖母の家から通っている。
paletteのボーカルと作詞を担当。ノリがよく活発な性格。
楽器は演奏できないが、放送部と兼部していてマイクの扱いには慣れている。
伸びのよい澄んだ声と広い音域をもつ。
 
 
 
【松田 橙一郎 (まつだ とういちろう)】
 
portrait-toichi-profile
『Film.2~ポートレイト~』から登場。湊の高校の同級生。
黄助とは中学時代からの友人。彼とともにバンドを立ち上げ、ここに翠、藍花、湊が加入する形となる。
paletteのリーダー兼バンマス。専門はドラムだが、ピアノ、ギター、ベースも演奏できるほか、作曲もする。
しっかり者でリーダーシップもあるが人前に出るのは苦手。藍花や翠にいじられることも。
 
 
 
【高森 黄助 (たかもり こうすけ)】
 
portrait-kisuke-profile
『Film.2~ポートレイト~』から登場。湊の高校の同級生。
paletteのギター担当。作曲もする。
橙一郎と同じ中学の出身。高校1年次は湊、翠と同じクラスになる。
チャラそうな外見とは裏腹に、同級生に対してもですます調で話す。
 
 
 
【宮島 翠 (みやじま みどり)】
 
portrait-midori-profile
『Film.2~ポートレイト~』から登場。湊の高校の同級生。
paletteのベース担当。
高1で同じクラスだった黄助からバンドに誘われ、その後、友人経由で知り合った藍花をボーカルとして誘う。
幼い頃から数々の習い事をしていたため特技は多い。ピアノやバイオリンも演奏できる。
大人しい性格だが、ときどき黒い一面を見せることも。
 
 
 
 

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◆ 設定・補足など(随時更新予定)
 
 
【スノウドロップ】
学名Galanthus nivalis。和名は待雪草(まつゆきそう)
花言葉は「慰め・希望」など。所説・複数あるが、作中では「慰め」のみとしている。
(日本語では「スノードロップ」と表記するのが一般的)
 
寒さに強く、2~3月頃に花を咲かせる。9~10月頃に球根を植える。
草丈は10cm~20cmほど。
茎の先端から、白い釣鐘型の花が下向きに咲く。外側に大きい花びらを3枚、内側に緑色の斑点がついた小さい花びらを3枚つける。
 
【参考】
http://www.sodatekata-box.jp/content/501
http://yasashi.info/su_00014.htm
http://hananokotoba.com/snowdrop/

 
 
【ピアノ教室】
春子先生が主宰するピアノ教室。
主に未就学児から中学生までを対象とした少人数レッスンを行っている。
教室には春子先生の家の一室を使っている。
玄関先には小さな花壇があり、春子先生が趣味で花を育てている。冬にはスノウドロップが咲く。
 
年に一度、近隣のピアノ教室と合同で発表会を開催する。その他、生徒の希望があれば各種コンクールなどにも参加。
ここに湊は4歳から中学2年の終わりまで、絵梨奈は小学校に上がる直前から6年生の終わりまで通っていた。
 
 
【A市】
湊たちの地元(作中では名前は登場しない)。
架空の地方都市。湊たちが住む県の中心部に位置している。
寒冷な地域だが、山に囲まれており雪雲が山に遮られるので、気温のわりに積雪量は少ない。
 
藍花、翠、橙一郎、黄助の出身はこの市ではないが、藍花の祖父母の家(母方の実家)はこの市にある。
 
 
【浅木市 (あさぎし)】
湊たちが住む県の南端に位置する。先述の「A市」とは別。
A市からは電車が通っておらず、車で2時間ほどの場所にある。他県からのほうが来やすい。
藍花の地元。
 
 
【コンソレーション 第3番】
フランツ・リスト作曲。原題は『Consolations, Six Penseés poétiques (6つの詩的思考)』。
6曲の小品から成る楽曲で、第3番はその中でも最もポピュラーであり、演奏される頻度も高い。
終始唄われる甘美で優雅なメロディが特徴。
リストの代名詞ともいえる『超絶技巧』の楽曲よりは比較的易しく、難易度は中級上クラス程度(とはいえこのレベルに達するにも10年前後の経験が必要といわれる)。
作中で、絵梨奈が小6の年の発表会で演奏している。
 
「Consolation」の意味は「慰め」。スノウドロップの花言葉でもある。
 
【参考】Liszt – Consolation No. 3, S. 172 (Horowitz)
https://youtu.be/MfDmUk7ie6s

 
 
【愛の夢 第3番】
フランツ・リスト作曲。原題は『Liebesträume』。
第1番から第3番まで存在するが、第3番が特に有名で、この曲だけ演奏されることが多い。
作中で、湊が中2の年の発表会で演奏した。
 
もともとはソプラノ向けの歌曲として作曲されたが、1850年頃にリスト自身がピアノ独奏曲として編曲した。
しっとりとした優雅な曲の中に情熱的にメロディを高鳴らせる部分があるなど、味わい深い一曲。
おおもとが歌曲ということもあり、左手で伴奏を弾きながら右手でまったく違う質感のメロディを弾かなければならず、それがこの曲の難易度を高めている。
 
ドイツの詩人ヘルマン・フェルディナント・フライリヒラートの詩集から、『O lieb, so lang du lieben kannst! (おお、愛しうる限り愛せ)』の詩が用いられている。
この詩は、恋愛ではなく人間愛を歌ったものであるといわれている。
 
【参考】長富彩 |リスト:愛の夢 第3番 Aya Nagatomi | F.Liszt : Liebestraume No.3
https://youtu.be/M3W8daqv3J4

 
 
【一高 (いちこう)】
湊たちが通う高校。「一高」は通称であり、作中で正式名称は登場しない。
地元では一番の歴史をもつ県立高校で、県内でも有数の進学校。
私服校。自由な校風で校則も緩く、生徒の自主性と良心にゆだねられている。
大小さまざまな部活動が存在し、兼部する生徒も多い。
 
A市にあるが、県内の各地から生徒が通っている。最寄り駅からは徒歩約10分。
湊の実家からは徒歩約15分、藍花の祖母の家からはさらにもう10分ほど。
橙一郎、黄助、翠は電車で通っている。
 
 
【軽音部】
湊たちの高校の軽音楽部。
部員数はそこそこだが、部活としての定期的な活動がほとんどないうえに幽霊部員も多いため、正確な数を把握している人は少ない。
ライブおよびそのための練習を主な活動とする部員が多いが、中にはコンテストに参加する者、動画で楽曲や演奏を配信する者など、活動形態は様々。
部室は基本的に出入り自由。使われなくなった機材が散乱している。
 
 
【U-18 Music Breakthrough Contest (アンダー18・ミュージック・ブレイクスルー・コンテスト)】
作中に登場する架空の大会。通称「ミューブレ」。
18歳以下のアマチュアバンドを対象とした音楽コンテスト。一般客も観覧可能。
楽曲の完成度、歌唱・演奏の技術、ライブパフォーマンスなどを総合的に審査される。
 
毎年7月、都道府県ごとに地区大会が行われる。会場は各地のライブハウス。
地区大会を勝ち抜くと、1カ月後に東京で行われる全国大会に進出できる。
勝ち抜け枠は都道府県ごとに異なる。湊たちの地区は2組。
 
[基本ルールおよび規約]
 ・メンバー全員が18歳以下、かつ商用音楽の制作・発表をしたことがない者であること
 ・演奏する楽曲はオリジナルのものに限る
  (オリジナルであれば、過去にライブや大会で演奏した楽曲でも可)
 ・持ち時間は1組あたり10分
 
 
【palette (パレット)】
湊たちのバンド。paletteという名前は藍花の発案。
 
ボーカル:藍花
ギター:キスケ
ベース:翠
キーボード:湊
ドラム&バンマス:トイチ
 
オリジナル曲を中心に演奏する(持ち曲としてはコピーも数曲存在するが作中では登場しない)。
『U-18 Music Breakthrough Contest』で全国大会に進むことを目標に掲げる。
 
 
 
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
 
『白と黒の雪どけに』Film.0 ~プロローグ~
『白と黒の雪どけに』Film.1 ~雪が溶けると~
『白と黒の雪どけに』Film.2 ~ポートレイト~
『白と黒の雪どけに』Film.3 (制作中)
『白と黒の雪どけに』Film.4 (制作中)
 
『白と黒の雪どけに』設定・登場人物など
『白と黒の雪どけに』あとがきのようなもの (制作中)
 
 

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