2018/05/26

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【講座?】句読点の打ち方 ~素人文字書きの文章作成術~

 
「句読点」とタイトルに書いていますが、ここで述べるのは、句点(。)の位置ではなく読点(、)の位置の話です。
 
 
「講座」と呼ぶのもおこがましいレベルですが、お付き合いいただけると幸いです。
 
 
まず始めに、言葉の定義を確認しておきます。
「文」と「文章」の違いについてです(デジタル大辞泉より)。
 
【文】
文法上の言語単位の一。一語またはそれ以上の語からなり、ひと区切りのまとまりある考えを示すもの。文字で書くときは、ふつう「 。」(句点)でその終わりを示す。
 
【文章】
文法で、文よりも大きな単位。一文だけのこともあるが、通常はいくつかの文が集まって、まとまった思想・話題を表現するもの。
 
簡単に言うと、「句点(。)で区切られているところまで」が「文」で、「文がいくつか合わさったもの」が「文章」です。
英語だと、「文」はsentenceで、「文章」はwritingcompositionなどと訳されます。
 
 
この記事内でも上記の定義に基づいて述べていきます。
 
 
あと一応書いておくと、「句点」が 。(丸) で、「読点」が 、(点) です。
(僕は中2くらいまで逆で覚えていました……)
 
 
では本題。
「句読点(というか読点)の打ち方」について。
 
 
結論から言うと、僕は「読んだときにどこで切るか」を基準に決めていることが多いです。
 
 
たぶん、書いた文章を頭の中で音読しているんですね。
読点の位置で一呼吸置くんです。
 
一般的に読点というのは、「文意が理解しやすいように」とか「長い主語のあとに」などといった基準で用いられます。
 
僕はこういうことはあまり気にせず(まったく無視するわけではないですが)、むしろ「読んだときのテンポ感」みたいなものを意識しています。
 
 
原点が高校の放送部でラジオドラマの脚本を書くというところだったからか、無意識のうちに文章をセリフないしナレーションとして考えるようになったのかもしれません。
 
一文の中に読点が多すぎるとなんだか息切れしているように感じてしまうし、逆に少なすぎると「こんなに息続かないだろ」と思ってしまいます。
(もちろん、演出や字数の都合上あえてそのような書き方をすることもあります)
 
 
例を挙げます。
 
 
たとえば、次の一文(脳内航海士Twitterより)。
 
歳を重ねるたび、誰もが当たり前のように持っている何かが自分には決定的に欠けていると痛感するんだけど、欠けているものが何なのかはいつまでもわからなくて、だから僕は欠陥品なのかもしれないけど、その何かが欠けていても生きていけるということを人生を懸けて証明するために生きている節はある。
 
このツイートはジャスト140字でした。読点は4つですね。
 
 
では、読点を増やしてみます。
 
歳を重ねるたび、誰もが、当たり前のように、持っている何かが、自分には、決定的に欠けていると、痛感するんだけど、欠けているものが、何なのかは、いつまでもわからなくて、だから僕は、欠陥品なのかもしれないけど、その何かが、欠けていても、生きていけるということを、人生を懸けて、証明するために、生きている節はある。
 
文節ほど細かい単位で区切ったわけではありませんが、あえて過剰に読点を増やしてみました。
 
これを実際に音読してみてください。
読点(、)の位置で一拍空けるんです。
 
なんだか息が絶え絶えになっている感じがしませんか?(僕だけでしょうか?)
 
それにここまで読点が多いと、その文で言いたいことは何なのか、大事な言葉は何なのかがぼやけてしまうこともあります。
 
 
では逆に、今度は読点を減らしてみます。
 
歳を重ねるたび誰もが当たり前のように持っている何かが自分には決定的に欠けていると痛感するんだけど欠けているものが何なのかはいつまでもわからなくてだから僕は欠陥品なのかもしれないけどその何かが欠けていても生きていけるということを人生を懸けて証明するために生きている節はある。
 
読点の数をゼロにしました。
読んでみてください。
 
このくらいの字数になってしまうと、一息で読むのはかなりきついですよね。
たぶん、どこかで切りたくなると思うんです。
 
その「切りたくなる場所」に読点を入れていくイメージです。
 
 
もちろん僕の読点の打ち方だけが正解ではないですし、先述の通りあえて読点を打たないこともあります。
 
 
たとえばこちら(脳内航海士Twitterより)。
 
自分がしていることを勉強だと思わないことが勉強を続けるコツだし自分がしていることを努力だと思わないことが努力できるようになるコツだし自分がしていることを優しさだと思わないことが人に優しくするコツだし自分がしていることを生きるためだと思わないことが人生を切り抜けるコツなんだと思う。
 
これもジャスト140字です。
 
読点を入れずに長い文を書くと、息つく間もなくたたみかけるような演出効果を与えることができます。
読点を入れるとかえって単調に感じてしまうようなときや、最後のオチを印象づけたいときなどにやってみるといいと思います。
 
 
句読点の打ち方には、書き手の語感の違いなども現れるでしょう。
 
僕の文章を読んでいてなんか句読点の位置がおかしいなと感じたら、おそらく僕とあなたの言葉のテンポ感みたいなものが異なっているんだと思います(悪いことではありません)。
 
 
余談ですが、僕は音楽を聴きながらだと文章が頭に入ってこないんです。もちろん書くこともできなくなります。
ラジオなどを聴いていても同じです(「ラジオ聴きながら勉強してます」とかいうおたよりを聴くと、この人の頭はどうなっているんだろうといつも不思議に思います)。
 
耳から入ってくる情報が雑音になって、読み書きできる量や速さが格段に下がる感じですね。
(単に集中力がないだけなのかなぁ……)
 
これって、「文章を頭の中で音声に変換している」というのが一つの原因なのかな、という気がしなくもないです。
 
 
僕がどんな文章を書いているか、興味のある方はこちらをご覧ください。
 
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拙いものばかりですが、何か心に残るものがあれば幸いです。
 
 

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偉そうなことを言える立場の者ではまったくないですが、最後に一言。
 
 
僕は、「文章の書き方」みたいなものは小中高の国語の時間くらいでしか習っていないです。
 
(小中高の国語の時間の記憶もあまりありません。国語の先生ごめんなさい…)
あ、小学校1年生か2年生くらいの頃の作文か何かで「 、が多すぎる」と注意された記憶はあります。
 
脚本書いたり小説書いたりということをしてきましたが、これらの書き方も誰かから教わったことはありません。
 
文章については基本的にほぼ独学です。
語彙力も描写力も着眼点も、プロの作家にはとうてい及ばないと思っています。
 
なので文章を書くときは、こういう「素人が素人なりに気をつけられること」「プロじゃなくてもできそうなこと」を意識するようにしています。
(僕が自作の小説に絵をつけたりしているのは、こういうところによるものだったりします)
 
内容が客観的におもしろいかどうかはともかく、まずは自分が読んでみて納得できるようなものを書くことが第一だと思います。
 
 
タイトルに『素人文字書きの文章作成術』と入れましたが、今後もこんな感じの記事をまた書くかもしれませんし、今回限りかもしれません。
 
 
それでは、今回はこのあたりで。
 
 

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